育毛

髪の毛は毛根での細胞分裂の結果で伸び、発毛サイクルの過程で抜け落ちていきます。逆に言えば発毛する力が毛根に残されていれば、抜け毛が出ても髪の毛は生えてくるということです。
ここでは、髪を生やす為に行う育毛の基礎知識や育毛に良い生活習慣などについて紹介していきます。

発毛を促し薄毛を遠ざける・育毛のための基礎知識

薄毛対策には、「薄毛の原因となる抜け毛を減らす」ことを目的とした方法と「髪の毛を増やして薄毛を無くす」事を目的とした方法に分けられます。後者の方法の代表格である 育毛はどのようにして行われるのでしょうか?

身体の働きを利用する育毛

全ての生物の身体は細胞から成り立っています。細胞は分裂することによって数を増やして身体を作っていきます。そして細胞分裂は身体が出来上がった後も行われ続け、一定周期で古い細胞は新しい細胞に取り替えられていきます。

髪の毛や体毛が伸びるのは、古い細胞を押し出す形で新しい細胞が毛根で作り続けられていく性質を持っているためです。育毛は、この細胞の新生を利用して発毛を促す方法なのです。

育毛の基本方針

身体の仕組みを利用して髪を育てる育毛は、毛根を活性化させることを第一の目的としています。毛根を活発にする為には、細胞分裂に必要な栄養と細胞の活動に必要な酸素を送り込む血流の促進が必要になります。

多くの育毛法は頭皮の血行を良くして毛根を働かせることを原理としているといえます。また、抜け毛を促進する男性ホルモンの抑制を行う薬を使用する方法も、人気が高まっています。

育毛と増毛の違い

薄毛に悩んでいない人の多くは、薄げ対策に関心が無いといえます。そのため、いざ自分が薄毛に悩むことになると育毛と増毛の違いがわからず、時間やお金を無駄にしてしまうことも少なくありません。

育毛は、「身体の自然な働きを利用して髪の毛を毛根から育てる」ことで、「髪の毛を外部から薄い部分に取り入れて増やす」増毛とは別のものであることがわかります。

若いうちの薄毛には育毛、壮年期からの薄毛には増毛というように使い分けるのが得策といえます。

話題の育毛法について

効果のある育毛法というものは、どんな時代においても多くの人に求められ続けてきたといえます。現代における育毛法は数多くありますがどのような方法があり、効果の程はどのような物なのかを紹介していきます。

馬の脂を成分としたシャンプーは以前から密かなブームとなっている。効果が出た、という声もちらほら。

脂身の多い肉料理は油分が多いので偏りすぎないように注意が必要。野菜や魚などバランスよい献立がベター。

馬の脂肪・馬油の効果

馬の脂肪から抽出される馬油は、5世紀ごろから育毛剤として使われていたと言われるほどの高い育毛効果があるといわれます。

馬油は人の皮脂に成分が近く保湿作用が高く、血行を促進する作用があるといわれています。馬油を配合したシャンプーや育毛剤の人気も高く、試してみる価値はあるといえます。

食習慣・食生活の改善

発毛に効く食品類は数多くありますが、漫然と食べていれば効果があらわれるというわけではありません。一度食事そのものの習慣や内容を見直してみることも重要です。

脂っこい食事や食事を摂る時間が一定しないといった不規則・不摂生な食習慣は、髪に良い食品を摂っていても効果が現れにくいのです。

育毛剤の注意点

最近新種の育毛剤として注目を浴びているのがミノキシジル配合の育毛剤です。

ミノキシジルは高血圧の薬として開発された薬品で、高い育毛効果が発見されたことから育毛剤としての利用がスタートしました。

しかし、ミノキシジルは副作用として頭皮の痒みや湿疹を引き起こし、場合によっては循環器疾患を発症させる可能性があることが判ってきました。育毛剤を使用する場合は皮膚科の医師との相談も視野に入れておくべきでしょう。