植毛

一番良い薄毛対策の条件は、「周りに気付かれることなく確実に効果が現れる」事であるといえます。
しかし、増毛やかつらは効果の高さが急に現れるのでバレやすく、育毛は効果が出ないことも少なくありません。
効果と目立たなさを両立する方法である植毛を、メリットやデメリットを交えて紹介します。

自然に見える髪を植える、植毛のメリット・デメリット

薄毛に悩む人の多くは、「自然な形で、かつ効果的に」自分の薄毛を無くす方法を求めているものです。

しかし、もっとも自然な形の薄毛対策である育毛は必ず成功するわけではなく、増毛・かつらは高い効果がありますが急に髪の量が変わってしまうため家族や同僚には確実に気付かれてしまいます。そこで登場するのが植毛なのです。

植毛の概要

植毛は読んで字の如く「毛を植える」ことで薄毛を隠す方法です。植えつける毛は人工毛が多く、頭皮に浅くしっかりと縫い付けるように固定していく形で植えつけていきます。

自然に生えている髪の毛と同じ位置に植えつけられるので、見た目も自然で時間をかければ気づかれること無く毛を増やすことも可能です。

人工毛の植毛

植毛法として一般的なのがプラスチックやナイロン製の人工毛を使う方法です。髪の毛と同じ方向に頭皮に直接植えつけている為、見た目にも自然な仕上がりになります。

人工毛移植は、場合によっては再施術する必要があることと毛が伸びないことが欠点と言えます。

自毛の植毛

最近注目を浴びている方法が自毛の移植です。髪の毛の発毛に関わる毛根組織を採取して薄毛が気になる部分に移植することで、髪の毛を再生させることを目的として行われます。

側頭部から後頭部にかけての部位は歳を取ってもハゲになりにくい性質を持っており、毛根採取の対象となります。また、頭皮自体を切り取り薄毛になっている部分に皮膚移植する方法もあります。

髪が薄くなりづらい横側や後ろ首辺りの髪の毛を移植する「植毛」技術。自毛タイプは最近脚光を浴びています。

抜け毛が多くなり薄毛部分が目立ってきた30代ビジネスマン。元気な髪がまだ多い若い人は植毛はうってつけ。

植毛によるメリット・デメリットとは?

自毛や人工毛を植えつける植毛は、薄毛対策の中でも完成度の高い方法であるといえます。しかし、幾つかのデメリットが存在していることもまた事実なのです。どのようなメリットとデメリットを抱えているのでしょうか?

発毛の再生

自毛移植は、「発毛する余力を残している毛根」を皮膚ごと薄毛の目立つ部位に移植するため、発毛しなくなった毛根があっても髪の毛が生えるようになります。

移植される皮膚は毛根単位で細かく分けられているため無駄なく移植できるのも見逃せません。

強い固定力

人工毛植毛は、毛を頭皮に縫いつける形で行うので滅多なことでは毛は取れないように固定されています。そのため取り外しすることなく洗髪や入浴が可能です。また、激しい運動や強風にも強いこともメリットといえます。

頭皮へのダメージ

人工毛・自毛問わず、植毛は頭皮への多大な負担をかけてしまう恐れが高いのがデメリットです。人工毛の場合、植えつけられた箇所に細菌が入り込みやすくなり化膿してしまう可能性が高まる恐れがあります。自毛は毛根のある部位と移植先の健康な皮膚を切り裂くため負担が大きくなるのです。

コストの高さ

植毛は掛かる費用が高めに設定されていることもデメリットといえます。自毛は毛根の採取の為に外科手術を伴いますが、ケガや病気を治すわけではないので健康保険の適用外になります。

切れ毛や抜け毛を起こした人工毛は取り替える必要があるので、初期費用だけで収まらないことも多々あります。これらのメリットとデメリットを勘案した上で植毛を選択するよう心がけなければなりません。